2015年1月4日日曜日

『感想:2014年他のゲーム達』

 見切り発車で適当に始めたブログでしたが、今年もまた適当に書いていくと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。とりあえず昨年感想を書いていないゲームの中で面白かった奴を挙げておきます。


・Borderlands2
 やはり前半期では身内で一番遊んだゲームかな。一月に出たGOTY版です。
 本編・DLC共に3周してUVHまで遊び終えましたし、一通りやりたいことはやりきった感。
 FPS+RPGというジャンル自体は珍しい物ではなくなってきましたが、ハクスラって意味で高い完成度を誇っているのはこのシリーズかなあ。新作であるプリシークエルはまだ遊べていないんですが、そのうち触りたいところです。

・Killing Floor
 様々な個性を持った生命体「スペシメン」を相手に銃をぶっ放して生き延びるFPS。
 Normalをクリアした程度の腕前ですが、これ本当面白かったです。
 ウェーブ形式で出現するスペシメンを撃退して金を稼ぎ、次ウェーブまでの準備時間中に装備・弾薬を整えていく。ただしアイテムが買える店は毎回変化するので、マップによっては敵を一体だけ残して移動を開始したりするのも重要だったり。
 敵も種類に応じて行動パターンがガラッと変わるので、仲間との連携が重要なCo-opゲーですね。慣れていくとこちらが無双できますが、少しミスすると即死してしまうこともあり、クラスごとの役割分担を意識して行動する楽しみがあります。
 ソロモードもあるにはありますが、できれば大勢のフレンドで遊ぶのがオススメかな。

・Orc Must Die2
 与えられたリソース内でエリアにトラップを設置し、ウェーブ形式で出現する敵を効率的に撃破していくタワーディフェンスアクション。一般的なTDと違うのは、ゲームが開始されるとプレイヤー自身もキャラを操作して敵を殴ることができる辺り。
 自分では処理しきれない部分をトラップにサポートしてもらう、というアクションゲーになっているんですな。ストーリー的にも二人プレイ向きなので遊ぶ人がいれば是非、という感じの良作。

・Sanctum2
 Orc Must Die2同様のタワーディフェンスアクション。
 こちらは世界観がSFということもあり、プレイヤーの攻撃手段がシューターFPSになっているのが特徴かな。クラスごとに攻撃手段も大きく変わりますし、程良い難易度の高さもあってズルズルと楽しめる。操作性も含め、トラップ配置・コスト管理周りが洗練されているので、この手のジャンルを初めて遊ぶ人にも(個人的には)オススメの一作。
 最大四人のマルチプレイもできるので、Co-opも面白いゲームかな。ステージのラストにはトラップを破壊してしまうような巨大ボスとかもいますし、盛り上がります。

・Dungeon Defenders
 OMD2、Sanctum2に続いてのタワーディフェンスアクション。
 やはりクラスごとに与えられたトラップを配置し、それによって敵の動きをコントロールしながら自分自身も戦う、というゲームですが、DDの特徴はDiablo的なハクスラ要素を盛り込んでいるところかな。レベルが上がるとステータス・スキル振りが行えますし、敵がドロップする装備にはそれをブーストする効果もある。装備にはランダム付与があるので、繰り返し遊びながら装備を厳選していく作業が好きな人にはマストバイ。
 一方でビルドの組み方や、そもそものゲーム性を把握するまでに時間を要するので、その辺の敷居は他二作よりも高めかも。トラップの配置とステージの特性を活かしての稼ぎ場とかも作れたりするので、ハマった時の可能性は無限大。

・Risk of Rain
 ローグライク的な側面を持ったステージ形式の横スクロールアクション。
 ステージ内にいる敵を倒しながら経験値と金を稼ぎ、各所に配置されているポイントでアイテムを入手しながらゴール地点であるテレポーターを目指すというゲームです。テレポーターを起動させるとボスが出現するので、そのボスと、ステージ内に残っている全ての雑魚を撃破すればクリアという感じかな。
 ゲームの流れとしてはシンプルですが、「時間経過に応じて難易度が上昇していく」仕様により、如何に各ステージを効率的に攻略しながら、キャラクターのレベルと装備を充実させるか、というリソース管理が重要になっています。
 ローグライク的、と言ったように死んだら最初からになるので、何度も遊びながら慣れていくようなゲームですね。一回のプレイはクリアまで行っても小一時間程度なので、トライ&エラーが苦にならず、絶妙なバランスになっていると思います。
 ゲーム中で条件を満たすことで十二種類からなるクラスを解放していけますし、手軽で遊び応えのあるアクションです。やろうと思えば時間(難易度)を無視して延々とステージ内に籠って経験値を稼ぐ、なんてプレイもできるので良いゲームかな。Co-opも楽しい。

・LUFTRAUSERS
 レトロチックなドット絵で描写される横視点のシューティングゲーム。
 操作性が少々特殊で、自機は基本的に正面にしか進むことができません。移動する方向はキーボードの左右キーで旋回することで調整できるわけですな。当然旋回によってショットが飛ぶ方向も変わるので、移動と攻撃の両方を踏まえて操作しなければならない。
 最初は何していいか解らず死にまくるんですが、慣れてくるとじゃじゃ馬のようにままならない操作性をコントロールするのが楽しくなってくる。操作するのが楽しくなれば次はどう敵を倒してやろうか、と考える中毒性が生まれる。
 自機は三種類のパーツから成っていて、プレイ中に条件を満たすことでアンロックされていくので、遊べば遊ぶほど色々な組み方ができます。このパーツが地味に重要で、攻撃・耐久・移動性がガラっと変わるので、自分好みのビルドを探す楽しみもあるかな。
 長く生存し、敵を撃破していくことで徐々に敵がパワーアップしていく方式なので、シューティング好きなら是非、という感じ(もちろん最後までいけばボスが出てくる)

・腐海に眠る王女のアバドーン
 2014年の同人エロゲーでは個人的トップ。
 ファミコンで発売された『スウィートホーム』へのリスペクトが感じられる作品で、ゲーム自体もそれに近しいドットとシステムで表現されています。各々の事情から洋館に迷い込んだ六人が二手に分かれて内部を探索する、というRPGですな。
 プレイヤーは主人公の「ほむら」を操作して、共に探索する仲間を二人選ぶことができる。ここで誰を選んだかによってシナリオが分岐するのも特徴かな。もちろんエロゲーなので別行動していた幼馴染が他の男キャラに寝取られてしまったり、共に行動していても他の男に寝取られてしまったり、または自分がそれを寝取り返したりと、非常に細かい分岐性があります。
 物語としても周回によって変化を迎えていきますし、意外や意外に硬派なクトゥルフ神話をやっているので、R18・ホラーに抵抗が無ければ是非遊んでもらいたい一作です。ゲームとしても選ぶ仲間のスキルによって難易度が変わりますから、周回が本当に楽しいRPG。
 未だアップデートもされているのでたまにやり直したくなりますな。

・DEMON'S SWORD SNAKES
 年末にやってきた良作な同人エロゲー。RPGですな。
 サキュバスによって呪いを掛けられてしまった主人公と二人のヒロイン達が、解呪の方法を求めて旅をすることになる、というもの。R18要素としてはその呪いを抑えきれずに三人でキャッキャウフフしてしまう感じです。まぁそっちも大変良かったんですが、それ以上に中盤を越えてからのシナリオが面白すぎて、結果的にアバドーンに次ぐ作品になってしまった。
 コメディ要素もありますが、全体を通して明るい雰囲気とはいえず、どちらかといえば旅を通して人間特有の欲や業を押し出した話になっているかな。EDも決して素直なハッピーエンドではないですが、それでも救いを感じる可能性ある終わり方になっておりまして、まぁ個人的に一押しの切ないゲーでございます。
 ゲームとしても、アイテム合成・敵識別による経験値取得がメインで、敵を撃破すること自体はあまり成長に直結しない、という作りが面白かった。アイテムを作るのに必要な素材は、ストレス無く採取できる場所にありますし、ファストトラベル機能もあるので各地の往来も快適。
 結果、作業になりがちなレベル上げ・素材集めが苦にならず、探索をするだけで自然と強くなっていくようなバランス設定になってました。回想もありますし、この遊びやすさは素晴らしい。
 惜しむらくは一部隠し要素が解り辛かったことと、製作時に想定していないであろう状況になるとエラーが発生することぐらいかな。前者はクリアには影響しないですし、後者はエラー出ても強制終了はしないので遊び続けられますが。
 続編作れそうな終わり方なのでそちらに期待しつつ、過去作も緩やかに繋がっているようだからその内遊んでみようかな、などと。

・グランブルーファンタジー
 提督業と王子業の次に浸かったのは騎空士業だった。
 モバマスコラボにホイホイされて十月ぐらいから遊んでいますが、珍しく遊び続けているソシャゲの一つ。ここまで続いたソシャゲ・ブラゲは艦これ・スクスト・アイギスに続いて四作目だ! わりとあるな。
 まぁともあれ、意外とキャラ育成するの楽しいですし、高難易度のボスをどう倒そうかと試行錯誤するのも面白くてハマっています。流石に二か月半経つと、大体やりたいことをやったのもあってまったり気味ですが、コツコツ遊べるので今年もずるずるやっていこうかな、ぐらいの塩梅で。