『閃の軌跡II』をプレイしているわけですが、今回シリーズで一番ボリュームあるんじゃないだろうか? いよいよクリアしたかと思ったら全然そんなことはなく、むしろそこからが本番だった状態で動揺しておりますよ。
しかしまぁこの流れからのEDはどういうものになるのやら。元々閃2だけで完結するとは思っていなかったけど、安直に閃3が出るか、というとそれも違うような気がしまして。とにかく今はラストに期待したいところです。以下、8月頃に遊んだ2作の簡易感想。
●ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル
唐突にリプレイしたくなったので、どうせなら追加要素のあるFtS版を遊んでみようという感じで。追加・変更点に関しては公式に書かれている通り、小から大まで無数に存在しているので、多分こういった場で全てピックアップするのは無理でしょうな。
とはいえ、「戦闘の高速化」「エンカウント率の調整」だけでも遊ぶ分には別物の快適さなので、今から遊ぶなら間違いなくFtSからが良いと思います。ただ、個人的に期待していた「7・8章のイベント見直し」に関しては遊びやすくなったと感じる一方で、もっと弄れただろうという惜しさもありました。
※ネタバレ→「ループ時における作業化」を防ぐ意味で、7・8章にやり込みも兼ねたサブイベントが導入されたのは良かったんですが、「繰り返しの末に真終章へ至る繋げ方」ももう少し丁寧に弄ってほしかったなと。無印に比べると修正されていてる箇所もあって、そこは「おっ」となるんですが、そこ以外は無印のままになっているので、逆に中途半端になってしまったかなという印象が強いです。もう少し「やむを得ずループしている感」を出すイベントをやってくれても良かったかなと。
とはいえ、新規・リプレイ、どちらも楽しめる良い廉価版となっているのでオススメですな。まだBBDFをやったことがない人は是非。シナリオも林直孝さんだけあって科学ADVでの蓄積が活かされていて良いゲームですぞ。もっとも、新規要素であるブレイブリーセカンドに関しては、正直ピンと来なかったのでマイナスかなあ。続編であるセカンドは概ねFtSとプレイ感覚が変わらないらしいですが、流石にまんまだと首を傾げてしまうので、その辺は期待しております。
●超次元アクション ネプテューヌU
冥界住人の宿命として遊ばずにはいられなかった。
やはり「本編とは異なるパラレルのゲイムギョウ界」が舞台となっていますが、ゲームシステムは一新されていて「無双風アクションRPG」になっています。プレイ感覚に癖が無かったので、もう一つのスピンオフである『激神ブラックハート』よりはストレス無く楽しめたかな。
ダメージもネプテューヌシリーズらしくインフレ化していくので、ひたすらコンボを繋げて数字をたたき出していく感覚は良い感じでございました。欲を言えば敵を殴っている時の効果音が軽いので、もう少し派手めにしてもらえれば良かったかな。
あとボリュームはシリーズの中でも突出した短さです。ストーリーは今まで以上にあって無いようなものだったし、クリア後に解禁されるおまけモードも手抜きっぷりが強くてオススメできない(特にギョウ界チ武道会)
また、ステージ内を駆け回ることは少なく、どちらかというと特定の部屋・ポイントで湧き続ける敵をひたすら倒すゲームになるので、無双系を前提にしても作業感が強めかな。長く遊んでも10時間前後でストーリーは遊びきれてしまうので、やはり訓練された人々向けかもしれません。
まぁでも、ネプテューヌUに続編出たら買っちゃうんだろうなあ……。