気付けば二月終了という感じですが、わりと元気に過ごしております。
最近やっていたものを簡易的に纏めて雑記しておきませう。
◆ボーダーランズ2
Gearboxより発売されている、ハックアンドスラッシュをメインに据えたFPS-RPGですね。
最近は友人達とこれをメインに遊んでいます。ボリュームもあるし、当分遊べるんじゃないかな。
世界観としては、惑星パンドラに眠る財宝を求めて銃を取った狂人、通称「Vaultハンター」となって、各企業・住民達の陰謀やドンパチに巻き込まれていく作品。TRPGでいうなら「トワイライト・ガンスモーク」が一番近しいんじゃないかと勝手に脳内で思っています。
基本的には優秀な装備を求めて敵を狩り続けていくゲームになるんですが、操作性がFPSなのもあって他では味わえない中毒性を誇っています。物語的には前作から直接続いており、作り込まれた背景設定群は魅力的の一言。ただし、実際はその設定の殆どがストーリーに絡まない(=ゲーム中には断片的にしか出てこない)という辺りも、メインは別にある、という割り切った荒々しさで嫌いでは無かったり。
詳しくはWikiに纏めてあったりするので、プレイしながら読んでみるとフレーバー的にも楽しめます。
さて、FPS-RPGというと、1との発売時期も近しかった「Fallout3」等が挙げられますが、ボーダーランズ2はDiablo的な「武器収集」をメインとしており、ひたすら敵を狩りながらレアアイテムを求め続ける作品になっています。
周回するごとにレベルキャップが開放され、より上位の装備が手に入っていく「TVHモード(2周目)」「UVHモード(3周目以降)」や、アカウント共有でプレイ内容に応じて上限無しのボーナスが与えられ続ける「Badass Rank」等も実装されており、初代よりも洗練されたやり込みゲーになっていると思いますね。
まぁそれによって小奇麗になってしまった部分もありますが、良い意味で「今後のボーダーランズシリーズ」にも期待できる続編になったと感じました。いわゆるレイドボスや、ユニークエネミーからドロップする専用装備も増えてますしね。
特に日本語版の1は「最上位レアが手に入らないバグ」「最終DLCがローカライズされていない」という中途半端な展開で終わってしまった過去もあるので、今遊ぶならサポートが海外と同等である2の方が良いだろうな、とも。今最もオススメのハクスラですね。
◆エビコレ+ アマガミ(VITA)
アマガミは当時散々遊んだんですが、VITA版が出たということで買ってしまいました。今遊んでも熱中できる辺り、良いゲームの証拠かな。現在のテレビ、液晶モニタでPS2を遊ぶと、どうしても解像度周りの問題が出てしまうので、個人的には有難い移植でした。
アマガミの感想、というよりは「VITA TV」の感想になってしまうんですが、VITA TVとADVの相性は最高にマッチしていると思いました。解像度は気にならないですし、PS3のコントローラーで遊べますから、感覚としては「据え置きゲー」と言っても過言ではない出来です。
その上で、携帯機の利点である「スリープ」が行えるのも大きい。色々なゲームを試したわけじゃないのですが、少なくともADVにおいては「VITA TV」でどんどん遊んでいきたいと思うレベルでしたね。今後もPS2以前のADVが移植されないかな、などと寝言を垂れ流しつつ。アマガミVITAには満足しております。
トロフィーバグが結構あるようなので、そこだけは早い所パッチが出ないかなあ、という感じですが。
◆Papers,Please
架空の共産国家「アルストツカ」の入国審査官となり、長蛇の列を成す入国者達を審査していくゲーム。一時期話題になったので知っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。ファミコンを意識したかのような8bitグラフィックに、何とも「らしい」アルストツカのテーマは一度見ると脳裏から離れない気がします。
ゲームとしてはADV+パズルゲームというべきかな?
「国境検問所」を舞台に、日々訪れる入国者達を「入国させるか、否か」審査することになります。
審査の仕方は簡単で、入国者達が所持しているパスポートやIDカードをチェックし、ルールと違反している部分がないかチェックするというもの。
肝となるのがこの「ルール」でして、最初こそ「有効期限が切れていないか」だけですが、情勢に合わせて必要書類の数、チェック項目、特定人物の特定等が増え、より複雑になっていきます。
ステージは「一日」という単位で表現され、その日に審査した人数が多ければ多いほど給料が増えますが、どれだけ早くても審査にミスがあれば減額されてしまう。給料から生活費等を差し引いて「家族を養っていく」こともゲームの目的になるので、遊べば遊ぶほど移入していく不思議なシンプルさを形作っています。
ストーリーは「入国者達との会話」「新聞」「検問所内の人間関係」から成っており、断片的なキーワードから世界観を妄想していくタイプといえるかな。マルチエンディングなので、審査時に行った行動でも細かく分岐していったりします。
自分が最初に到達したEDは「アルストツカ反体制派を援助し、クーデターを成功させる」というものでした。進めば進むほど操作性が広がり、可能性も分岐していくのが絶妙なバランス。
PLAYISMやSteamで日本語版が配信されているので、興味を持った方は是非遊んでほしいかな。値段も980円とお安めなので。
◆シェルノサージュ
とりあえずプラグイン周りはコンプリートして、アルノサージュへの備えが完了した次第。
今は引き続きデートイベントを見ながら調合を続けてる感じですかね。
……しかし、先日のアップデートで公開された「連動要素」を見るに、アルノサージュは本当の意味で「シェルノサージュの続編」ではないんだろうなあ、と思いました。ここからは予想ですが、「アルノサージュはシェルノサージュのパラレルワールド」なのだろうなと。
つまり延長線ではなく、並行かつ相互に進行していくコンテンツなのだと思います。当初は「シェルノが完結してから出せばいいのに」と思っていましたが、この分だと「シェルノサージュはシェルノサージュで、アルノサージュとは違う結末を迎える可能性が高い」んじゃないでしょうか。
ますますアルノサージュが楽しみだな、ということで今週末を待ちわびたいところです。
◆PS4周りの感想
新しいもの好きの典型で購入。
スペックによる快適さは言わずもがなですが、個人的にはボタン一つで「生配信」が行えるという点が興味深い。TwitchかUstreamのアカウントを取得する必要がありますけど、登録は簡単にできますし、インターネットにつながったPS4以外、何も機材を必要としない点は大きいですね。
XboxOneにも同様の機能が備わっているという話ですが、そこも含めて「気軽にできる、公式が認めた配信環境」というのは面白い。今はゲームも少ないですから「興味深い」以上の感想は無いんですが、将来的には色々捗ってくるんじゃないかな?
ゲームとしては「グラフィックの質云々」とかよりも、そのスペックを活かして如何に複雑な動作を行えるか、という部分で広がっていくのかなあと思いました。良くも悪くも「おー綺麗」以上の感想はまだ出辛い感じですね。二十日に発売されるMGS:GZが楽しみです。