2014年1月27日月曜日

年末ボドゲ会をしてきました

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
 色々忙しなかったので更新が止まってしまっていた。
 N◎VAのプレイレポートを含め、ちょいちょいまた書いていこうと思います。

 さてさて、昨年末のことになりますが、友人宅でボドゲ会をしてきました。
 ボドゲ会、といってもまあホライゾン一期を見たり、深夜のトリック放送を見たりとテレビジャンキーな時間も送ってきまして、色々と堪能してきました。
 今回自分は「ディセント第二版」を持ち込んでいたのですが、時間的な都合で遊べなかったので、そっちは次回やれたらいいかなー。まあ買ったばかりでルールを把握しきっていたわけでもないので、そのための時間が得られたと思えば問題ない感じで。
 そんなわけで今回は「OWACON」と「ニトロプラスカードマスターズ」をメインに遊んできましたよ。
 後者は「ニトロプラス版ドミニオン」というべき代物で、何度か同じ面子で遊んでいるのですが、「OWACON」は初プレイでした。このOWACON、結構興味深いボードゲームだったので、紹介を投げておこうと思います。

・Old World And Code Of Nines
 「惨劇Rooper」で知られるBakaFire Partyさんの新作ですね。
 プレイヤーは覚醒したばかりの人造人間となり、文明が崩壊した世界で「使命」を達成するべく行動することになります。まずパッケージや公式サイトの雰囲気からしてゲーマーの心をくすぐるものがあります。露骨な言い方をすると「伏線回収からのどんでん返しで大満足するADV」のオーラを感じるんですよね。感じていたのは俺だけかもしれませんが!

 それはさておき、ルール自体は結構シンプルに設計されていて、15回という手番の中で一番ポイントを稼いだプレイヤーの勝利となります。進行はいわゆる「ワーカープレイスメント」ですね。ボードには「ポイント獲得」「リソース補充」といった行動マスが設定されていて、そこに駒を配置することでそれを実行できる。
 これを繰り返しながら最終的なポイントを競うことになります。このポイントは「アイテム」として表現されており、数には上限もあるので、どのアイテムを取得していくか、というのも行動方針なってきますね。

 特徴的なのは、ゲーム開始時に1人2枚の「メモリーカード」が配布されること。
 このカードが何かというと、言ってしまえば「そのゲームにおけるルール」が記されています。例えばアイテムの一つに「ブック」があるんですが、「ブックのポイントを+〇する」「ブックのポイントを-〇する」といった効果が記されていたら、今回のゲームではそのルールが適用されることになるんですね。
 ルールにはプラスになるものもあればマイナスになるものもあり、中には複雑な条件を満たした場合に発動する効果もあります。しかし開始時においては、自分が持っている「2つのルール」しか解らない。
 プレイヤーは勝つためにポイントを稼ぐ必要がありますが、一方で他人のルールを覗き見る行動を選択する必要もあるわけです。この辺り、卓ゲ住人的に言うと「シノビガミ」を思い出すんじゃないかなと思いました。

 例えば自分の手持ちに「金貨プラス系」の効果があるからといって、他人の効果に「金貨マイナス系」の効果があったら、うかつに金貨をメインに集めようとは思わないですよね。如何にポイントを稼ぎながら、多くのルールを把握していくか、というのが重要になります。
 プレイヤー人数は4人なので、基本的に8つのルールが適用されるわけですが、メモリーカード自体は全部で32枚あります。カードはシャッフルして配布されますから、毎回異なる感覚で遊ぶことができるのも面白かったですね。

 コツをつかみ、ある程度プレイ回数を重ねてしまうと「違うカードやボードも欲しい」という気分になってしまうので、たまに遊ぶぐらいが丁度良いような気もしました。またはGM的なポジションを用意させ、その人にカード内容を決めてもらうとかも面白そうですね(ゲーム中その人はやることがなくなるのがネックですけども)